傘もないのに嵐にあって
生温かい雨にずぶ濡れになって帰ってくると
荒川洋治さんの新刊『過去をもつ人』(みすず書房)
のご献本が届いていた。
読み続けながら、今度は自分のほうが砂降りみたいに泣いた。
荒川さんが、荒川さんの言葉で
荒川さんらしい、荒川さんだけの表現をされることが
いつだって心に突き刺さるのだ。
髪を伸ばしたほうがいい、という意見になんとなく従って
伸ばしていたのだけれど、全然似合わない。
ので
髪切りました。
150cmしか身長がなくて
頭部と顔面積が大きすぎる私には
長い髪は全くもって似合いません。
ヘアスタイリストさんにもはっきり言われて
すっきり。
髪を切ったら、捨てようと思っていた服が
また似合うようになって、ちょっと嬉しい。☺️
捨てるものが多すぎる時は
髪型のほうを変えてみると良いのかも。
人様の眼にどう映るかはわからないけれど、
私に長い髪はいらない。所詮、死んだタンパク質だもの。
「先生いかがお過ごしですか?〜I really miss you!!!
新学期が待ち遠しいです!!」
というメールをバークリーの学生からもらって
メロメロになってしまう。
そう、去年の誕生日に、
教えもしなかったのにどこかで調べて
”お誕生日おめでとう”というメッセージをもらった時も
やっぱり同じだった。
ふと我に返ってブログを見ると、
去年「あけましておめでとうございます」と
投稿が一つあるだけでした。
自分でも「たぶんこのまま、また来年!」と、
2015年の最初で最後の投稿であることを暗喩してるのだけど
実際その通りに。
このページのイラスト(時に好ましくないという不評を頂く)
がとても好きなので、ブログは続けようと思います。
でもこれを書くだけでも、しばし時間の時間と
自意識に向き合うというパワーが必要になり
早速「また来年かな」というモードになりました。
ブログはものすごく久しぶりの更新。
完全に”忘却の彼方”にですが
なんとか駆け込みで元日中に書きました。
ああ、たぶんこのまま、また来年!
一年分のよろしくお願い申し上げます。